医療現場の仕事の忙しさは多くの看護師の悩みの種になりますが、そんな状況の中でサービス残業に追われて苦労する人も少なくないでしょう。残業手当が全く出ないわけではなくても、上限を超えて残業をする月が多くなってしまい、大半がサービス残業になってしまう現場もあります。
医療現場で働き続けながら、せめてサービス残業はなくしたいと考えたら、派遣で働くことを選ぶと良いでしょう。残業そのものもなくすことができるのは、派遣で働くメリットになります。雇用契約を病院と直接結ぶことにはならないので、病院側から要請されても原則として残業を行う必要はありません。派遣契約を結んだ時に残業について認めるかどうかの記載が行われるのが通常であり、そこで残業はない形に整えておけば良いのです。
必要に応じて残業をしても良いと考えているなら、残業に際しての給与規定が盛り込まれているかを確認しておきましょう。派遣会社から給料は支給される仕組みになっているため、残業を行ったらそれはサービス残業になることはありません。働いたからにはその時間に応じた給料がもらえるのです。
契約上で認められていなければ残業を行う必要はないですが、認められている場合でも確実に収入につなげられるのは派遣で働く魅力になります。サービス残業に苦労してきた看護師は、思い切って退職して派遣で働くことを考えてみると良いでしょう。医療現場で働いてきた経験があると、派遣先の獲得も容易になります。